InfraDoctor ®

インフラドクター®は、首都高が2017年から運用を開始した、未来型一括管理システム「i-DREAMs(アイドリームス)」の機能のひとつです。
GISと3次元点群データを活用した新時代のシステムでインフラ・構造物の維持管理業務の効率化を支援します。
NETIS [国土交通省 新技術情報提供システム] 登録No.:KT-170012-A


 3次元計測成果・3次元シミュレーション

3次元点群データの利活用方法の具体例をご紹介します。インフラドクターは従来方法よりも効率のよい業務を支援します。
レーザー発射数により活用できる範囲は異なります。
点群取得の条件:MMS走行速度 60km/h、対象物との距離 5m以下

点群データを用いた計測


点群データを用いた図面作成

必要レーザー発射数:平面図作成≫100万発以上/横断図・縦断図作成≫5万発以上
3次元点群データから任意の断面のデータを取り出し、構造物の輪郭を抽出して図面を作成することができます。
(*最終的な仕上げはCADでの操作が必要です)

例1
例2

近接する鉄道や構造物との離隔の確認

必要レーザー発射数:50万発以上
図は首都高とマンションが近接している箇所の例です。二つの構造物の離隔を確認したい場合にも3次元点群が役に立ちます。

特殊な車両の通行、作業に関するシミュレーション

必要レーザー発射数:100万発以上

  • InfraDoctor ADVANCEを使用すると、3次元点群の中に3Dモデルを設置して様々なシミュレーションを行うことが出来ます。
  • 標準装備されている特殊車両は左図のクレーンとポールトレーラーの車両モデルとカーブを曲がる際の軌跡を再現したモデルです。
  • これらを3次元点群で再現された路面に設置することで、走行ルートにおける干渉物の有無を確認することが出来ます。
  • 標準装備のモデル以外にも、お客様のご用命に応じて個別に3Dモデルの作成を承ります。クレーン車等はブームの動きまで再現できるモデルを作成することで作業現場における動作確認にも活用できます。

交通安全対策のシミュレーション

必要レーザー発射数:30万発以上

車両の大きさや種類の違いで、ドライバーの視点は大きく異なります。ドライバーから道路状況がどのように見えているのか、InfraDoctor ADVANCEでシミュレーションを行うことができます。

図は同じ位置から車高の違いにより、合流車両の視認性を植栽が遮っている状態を確認したものです。

下左図:スポーツカーなどの低い視点/下右図:トラックなどの高い視点】
低い視点では、合流してくる車両が植栽に隠れて見えないことが分かります。

特殊作業車両のシミュレーション

必要レーザー発射数:100万発以上

  • 高所作業車などを使用する場合、周囲との干渉に気を配る必要があります。
  • 3次元点群と3D-CADモデルを組み合わせることで、配置のシミュレーションが可能です。
  • InfraDoctor ADVANCEにプリセットされているモデル以外にも、インポート機能で任意のモデルを使用できます。
  • 3D-CADモデルの作成につきましてもご相談を承ります。
  • 対応形式:stl, igs, iges, stp, step, obj,wrl, wrz, vrml, enf, enf_*, drx, drx_*